コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸とは何? 肌構造を知ってみよう

年齢肌化粧品に配合されている成分として、コラーゲン、セラミドはとても多いです。コラーゲンドリンクやヒアルロン酸成分配合のオールインワンジェルもあります。そして、成分の効果がわからず、なんとなくで使っている人もいます。

ただ、このコラーゲンとは何なんだろうと疑問に思ったことはありませんか?コラーゲンは「真皮」にある成分です。

セラミドとは?コラーゲンとは?皮膚の構造とはこうなっていた!

肌は、真皮と表皮の2つに分かれています。肌の一番外側は角質層と呼ばれます。肌の内側が真皮、表面が表皮。その下に皮下組織が隠れています。皮膚の外側の角質層は、28日間平均のターンオーバーで再生し、皮膚は生まれかわります。

この角質層は、ブロックのように配置されています。セラミドと呼ばれる成分は、角質細胞をつないでいて、肌に水分が満ちた状態をキープすることができます。水分保持のためにもセラミドが必要です。

次に、表皮の下の真皮を見ていきましょう。コラーゲンの繊維をつなぎあわせるエラスチンが存在しています。エラスチンは皮膚の弾力を保つため、クッションのはたらきをしています。真皮の隙間にはゼリーのようなヒアルロン酸があり、真皮の内側を保つために役立っています。

年齢肌で不足する成分を与える

つまり、年齢肌化粧品として存在するセラミド、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、元々は肌の内側に存在しています。そして、加齢によって生成する力が減ってくるのです。

セラミド …… 表皮に存在する。角質細胞をつなぎ、水分保持の役割がある
エラスチン …… 真皮に存在する。コラーゲンの繊維を支えてつなぐ
コラーゲン …… 真皮に存在する。真皮の70%とも言われる。肌のハリとなる。
ヒアルロン酸 …… 真皮に存在する。ゼリー状。足りないとしわの原因になる。

年齢肌=加齢によって若いころは不足していなかった成分が大幅に不足してしまうこと。そのため、しわ、たるみなどの肌トラブルになってしまうと考えられます。

どうやったら年齢肌がよくなるかというと、不足している成分を見極めて与えることです。年齢肌化粧品は、多くがコラーゲンやヒアルロン酸を含み、製品によっては2~3種類の成分を1製品に含んでいます。ターンオーバーが正常にはたらきにくくなった肌は1成分だけでなくいくつかの成分を与えることが重要。年齢肌に効果のある成分を与えることで、若い頃のような肌を取り戻すことができるかもしれません。

 

年齢肌のシミに効果的な成分は?それぞれの違いとおすすめは?

年齢肌に悩んでいると、とりあえず高級な化粧品を買っておくことでしみにも効果的なような気がします。ブランド名や製品名だけで年齢肌化粧品を選んでいるのなら「成分」にこだわることをおすすめします。いくつかの製品を使っていくうちに自分にどういった成分が合っているのかがわかるようになってきます。

シミに効果的な成分は……

ビタミンC誘導体
ビタミンCを肌に吸収しやすい状態にした成分です。肌の奥に浸透し、メラニン抑制をします。

アルブチン
ドラッグストアに売っている医薬部外品にも含まれている成分で、副作用が少ない成分です。即効性はないものの肌トラブルも目立ってないので長期間の使用ができます。ハイドロキノン誘導体とも言われます。

コウジ酸
日本酒を作る人の手がキレイだったことから注目された成分です。独特の香りや人によってはピリッとした感触を感じることもあります。

トラネキサム酸
元は止血剤として使われてきた成分です。抗炎症作用があります。皮膚科に行くとニキビ跡治療として処方されることがあります。メラノサイト活動を抑制することができ、できたシミを薄くする効果も期待できます。

ハイドロキノン
イチゴに含まれている天然成分で、メラニン還元作用があります。できたしみにも効果がありますが、「肌の漂白剤」とも言われるほど強力です。使用する前はパッチテストを行いましょう。間違って使用することで白斑になってしまうことがあります。

また、上以外には資生堂のHAKU→4MSK、SKⅡ→ピテラに代表されるような独自に研究された美白成分もあります。

 

自分に合ったシミ製品の選び方は

ブランドや製品名ではなくて、裏面に書かれている成分名まで見てチェックをして使うことで、どの成分が自分の肌に合っているのかがわかります。

ビタミンC誘導体、アルブチンは値段の安い製品にも配合されていますが、いまいち効果が劇的には表れにくいです。また、ハイドロキノンは即効性がありますが、白斑のように肌トラブルが起こることもあります。

製品は医薬部外品を選ぶのもポイントです。薬事法で、医薬品、医薬部外品、化粧品に分けられます。一般的に、美白有効成分が配合されている製品は、「化粧品ではなくて医薬部外品」に分類されます。

化粧品よりも効果が顕著に表れるものが医薬部外品で、厚生労働省が認めた効果や効能が有効な成分が配合されています。しみを予防する、にきびを防ぐといった効果の表示ができます。上で挙げた、美白に効果的といわれる「美白有効成分」を配合していると医薬部外品であることが多いです。