「ブースター」とは? 加齢肌のスキンケアは1アイテム追加で

年齢肌は年を重ねることで起こりますが、人によっては悩みが全くなさそうな人だっています。それに対して、これまで柔らかいお餅のような肌だったのが、化粧水をつけても浸透しにくい肌になってしまうこともあります。そうなると、いくら高級化粧品をつけてもムダな結果に終わることも……。

年齢肌で、スキンケア製品の浸透が悪いと思っているのなら、導入液、いわゆるブースターを追加利用してみることを提案します。

ブースターとは何?

ブースターは、化粧水の前に使うスキンケア製品のことです。英語表記では「booster」。boosterの意味としては、後押しする人、後援者、テレビやラジオのアンテナ入力を増幅する機械、薬の効能促進剤。ここでは”化粧品の導入を高めるもの”としての位置づけです。

プレ化粧水、導入液とも言われているブースターは化粧水が多いですが、製品によっては美容液を化粧水の前に使うメーカーもあります。スキンケアの前に使うことで、以後に使う化粧品の美容成分を肌に浸透させやすくします。

化粧水タイプのブースターにも「スプレータイプ(ミストタイプ)」、「ボトルに入ったもの」があります。

スプレータイプのブースターだと、スプレー缶に入っていてヘアスプレーのような形状です。お風呂上がりの顔全体にミストをするだけ。炭酸水が使われているものだと、肌の血行をよくして次に使う化粧品の導入を高めます。

ボトルに入ったブースターは、コットンにたっぷり取って使うことが多いです。いわゆるふき取り化粧水として売られているものも多く、たっぷり使うことでコットンに汚れがつくこともあります。

おすすめのブースターは……

ミストタイプ、化粧水タイプの商品は、1000円以下のものからもあります。1アイテム追加をして1週間ほど続けてみて肌調子の変化を実感してみましょう。

アベンヌ アベンヌウォーター 50g700円、150g1500円(@コスメ調べ)
エビアン フェイシャルスプレー 50g630円、150g1150円(@コスメ調べ)

無印良品 導入液 200ml 1290円
クラリファイングローション2 100ml2500円、200ml3400円

1アイテム追加でケアだと大変なような気がしますが、ミスト化粧水は15秒くらい顔全体にミストすればいいだけなので、お風呂に置いておいて最後にケアするようなケア方法でも構いません。毎日行うのが理想的ですが、休日だけ特別なケアとして実践してみることもいいでしょう。

ターンオーバーは〇日 年齢肌対策にいい化粧水の適量とは?

年齢肌に悩んでいるのなら、ターンオーバーに気をつけてスキンケアを行いたいものです。

美容雑誌などを見ていると、専門用語があります。それが「ターンオーバー」です。この期間は、平均28日です。

皮膚の構造は、目に見えている表皮の部分と、その奥に入っている真皮の部分に分けられます。肌の断面図などで皮膚が地層のようになっていることがわかります。肌表面から、表皮→真皮となっています。

表皮……角質層
真皮……基底層、基質、コラーゲンエラスチン、繊維芽細胞

この表皮、真皮の下に皮下組織が広がっています。

表皮

真皮

皮下組織

新しい細胞ができるのは真皮の中にある基底層と呼ばれる部分から。新しい細胞は有棘層、顆粒層となり表皮に表れてきます。最後は角質としてはがれ落ちます。これがターンオーバーです。

即効性のある化粧品もありますが、1サイクルのターンオーバーは同じ化粧品を「使い続ける」ことで効果がどうなのかを体感することができます。肌は植物などに例えられて、毎日の水やり=スキンケアの結果が見えてくるのはターンオーバーの1サイクル、基底層が表皮になる28日間。年齢肌だと代謝が悪くなるので、2ヶ月3ヶ月後に結果が見えてくることもあります。

化粧品を使う時の適量は?

サプリメントにしても、年齢肌を改善するために飲むのならトラブルがない限り1ヶ月は続けてみましょう。サプリメントによっては定期コースがあり、2ヶ月は継続購入をすすめているメーカーもあります。

また、化粧品を使う時の適量も考えたいところです。

例えば、化粧水についてですが、メーカーによって「500円玉大」「10円玉大」と書いてあります。乳液だと「パール粒大」と書いてあり、実際の量を円にして書いてあるところもあります。

化粧水の量は、コットンでも、手のひらでつけるにも、肌の表面温度がひんやりとしてきたくらいまでつけます。化粧水が肌に浸透してくると、肌の温度が冷えてきます。このくらいが化粧水の適量です。

200mlの化粧水を何か月で使うかの質問に、多くの人が2ヶ月~3ヶ月と回答しています。しかし、肌がひんやりするくらいまで使うと200mlの化粧水は約1ヶ月の量になります。ただ、これは個人的な目安で、デコルテやボディケアに使ったり、耳の後ろまでコットンでなじませるかなどでも変わります。高級な化粧品を使う必要はなく、安いものをたっぷりと使って年齢肌を感じさせないキメ細かい肌を目指せます。